パフューム ある人殺しの物語を昨日観てきました。
原作は読んでませんが。。
セリフはほとんどなく、音楽と映像とナレーションで話が進みます。
世界45か国で発売され、1500万部の売上げを記録したパトリック・ジュースキントのベストセラー小説を映画化。『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティク ヴァが監督を務め、美しい女性の香りを手に入れるため、恐怖の連続殺人鬼と化していく男の物語を描く。驚異的な嗅覚を持ち、一切の体臭を持たない主人公を 演じるのは『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』のベン・ウィショー。目を疑ってしまうような、驚きの結末に注目したい。という解説なんですが・・・・。
私は「恐怖の連続殺人鬼」って部分が映画にそぐわないと思う。
以下ネタバレ青年がとてもいい香りの女性に恋をして、間違って殺してしまう。
その女性の香りをずっと嗅いでいたかったけど(私たちで言うと、恋人になりたいってことじゃないかな。)できない。
だから、ずっと手元に置ける方法、世界で最高の香水を作る方法を探す。
その方法が、美女の体臭を集め、調合すること。
殺すって言っても、なんか殺された後が美しいんだよね。
彼にとっては、ただ体臭がほしいだけ。殺す必要は無いけど、「体臭がほしいから うんぬん」なんて言っても恐がられ拒絶されるだけ。そうすると美女の体臭が感情に左右されて悪くなるらしいから、殺して無心の状態の美しい香りを手に入れるために殺した。んだろうな、絶対。
最終的に、かれは最高の香水(愛の香り)を作り、全ての人を魅了した。
皆は彼を「愛の香りを造るヒト・・・天使だ!」と崇める。
民衆はそこにいる人々誰となく愛し合った。
でも、ふと気付く。
彼は誰にも愛されない。彼は愛されたかったんです。
最高の香水を自分で嗅いで想う事は、初めて殺してしまった彼女と愛し合う空想。
愛されたかったのに。最高の香水を作っても彼を愛するヒトはいなかった。友達もいなかった。
だから彼は自分に最高の香水を全部かけた。
・・・・・・・・・彼は愛されました。そこにいた全ての人に愛されました。
幸せだったのかな。
孤独から開放されて、ちょっとは報われたのかな。
147分ですが全く飽きないし、嫌な気分にもなりません。
切なさが残る映画でした。
パフューム ある人殺しの物語:http://perfume.gyao.jp/